断乳への道①
娘、1歳8ヶ月。
断乳を決意しました。
きっかけは、娘がぬいぐるみに私のパイを飲ませようとしたこと。
娘にとっての世界が、「母と私だけ」ではなくなっていると実感し、「ああ、もう乳児のフェーズでは無いな」と思い始めました。
「もうパイ飲む段階からは卒業だなと思う瞬間が来るものよ」と教えてくれたのは、ある助産師さんでした。
一年ほど前に聞いた際は全く現実味がありませんでしたが、本当にその時がやってきてしまいました。
死ぬほど寂しいのは母の方ですが、ハイパー頻回授乳の娘、1日最低10回は授乳してきましたので、6,000回は飲ませてきました。
1回100ccと仮定して、600リットルです。
「600リットル」でググると、
冷蔵庫が出てきます。
………十分やり切ってる感じがしてきました。
母乳育児にこだわりも何も無かった私です。
最初は全く出ず、出産後の疲れて眠い中1日に何回もパイマッサージをしながら、「ミルク飲んでるし、いいやんけ〜」と思ったりしておりました。
また、飲みたいのに出てこないパイを咥えて、娘はプンスカ泣いておりました。
「泣いてる顔も天使やな〜」(←産後ハイ)と思いつつパイマッサージをし続けて2日ほど経った夜、パイに異変が起こります。
我のパイ火を吹いてるのか??!
刺すような痛みと熱で眠れなくなりました。
娘が泣こうが寝ようが眠く無いので、徹夜で痛みと戦いました。
次の日、出ました。
私って哺乳類だったのね……と。
ただ、ヒーハーしているパイに果敢にくらいつかれてみてください。
痛いぞ。
腫れた虫刺されに針刺す感じです。
仕方ないですが、全哺乳類こんな感じなのか…?!
と生物の神秘を感じます。
しかし、パイでもミルクでも、飲んでる表情って本当に可愛いんですよ。
痛みを凌駕する可愛さで、めっちゃ写真撮りましたね。
どこにも出せない写真ですが。
さて出産後5日ほど入院し、退院する頃には母乳:ミルク=5:5くらいになっていたと思います。
この先もこんなペースなのかな?と思っていましたが、一週間後には娘は完全な「ハイパーパイガール」に成長していくのでした。
※この記録は、あくまでわたし個人のものですし、母乳育児が良いとか悪いとかを伝えたいわけではありません。